文字列変数

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文字列型は、数値型と共に、OpenOffice.org Basic で最も多用される変数型です。文字列とは、一連の文字を並べた形で構成されるデータです。コンピュータ内の処理において文字列は、個々の文字を示す固有の数値として記録されます。

ASCII コードから Unicode コードまで

文字コードセットとは、文字列を構成する各文字とそのコード番号の対応関係を示すもので、コンピュータによる画面への文字出力も、この文字コードセットに応じて処理されます。

ASCII 文字コードセット

ASCII 文字コードセットとは、数字、アルファベット、特殊記号に 1 バイトのコード番号を割り当てたものです。ASCII コードでは 0 から 127 までのコード番号がアルファベットおよびその他の記号 (ピリオド、カッコ、コンマなど) に割り当てられており、その中には画面およびプリンタ制御用の特殊コードなども定義されています。通常、コンピュータ間でテキストデータを交換する際には、この ASCII 文字コードセットが標準的なフォーマットとして利用されています。

ただし、この文字コードセットには、â、ä、î などの欧文特殊文字や、キリル文字などは含まれていません。

ANSI 文字セット

Microsoft 社の Windows 製品では、American National Standards Institute (ANSI) 文字コードセットが採用されていますが、この中には ASCII 文字コードセット内に存在しない文字も含めるよう拡張されています。

コードページ

ISO 8859 文字コードセットは、国際標準となるコードセットを取り決めたものです。この ISO 文字コードセットの最初の 128 文字は、ASCII 文字コードセットと同じものです。ISO 標準による新規文字コードセット (コードページ) の登場により、さまざまな言語をより正しく表示できるようになりました。ただし、この場合、特定の文字コードが、使用する言語ごとに異なる文字を示すという欠点があります。

Unicode

Unicode は、文字コードを 4 バイトに拡張して複数の文字コードセットを組み合わせることで、可能な限り広範な言語に対応した標準コードを規定しています。現在 Unicode の Version 2.0 は、OpenOffice.org および OpenOffice.org Basic をはじめとする多数のソフトウェアでサポートされています。

文字列変数

OpenOffice.org Basic では、文字列変数を Unicode で保存します。1 つの文字列変数には、最大 65535 文字を格納できます。OpenOffice.org Basic はこれらの個々の文字を、該当する Unicode 値として内部に格納しています。そのときに使用する作業用メモリ量は、扱う文字列の長さに依存します。

文字列変数の宣言は、次の形式で行います。

Dim Variable As String

この変数宣言は、次のように記述することもできます。

Dim Variable$
Documentation note.png VBA アプリケーションを移植するときは、OpenOffice.org Basic での最大文字数 (65535 文字) を超過しないよう確認する必要があります。

文字列の明示的指定

文字列変数に対して明示的に文字列を代入する際には、文字列を引用符 (") で囲みます。

Dim MyString As String
MyString = " This is a test"

文字列を 2 行にわたって記述する場合は、1 行目の最後にプラス記号を付けます。

Dim MyString As String
MyString =   "This string is so long that it " + _
             "has been split over two lines."

文字列中に引用符 (") そのものを含めたい場合は、該当する位置に引用符を 2 個続けて記述します。

Dim MyString As String
MyString = "a ""-quotation mark."    ' produces a "-quotation mark


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