Difference between revisions of "JA/Documentation/BASIC Guide/Message and Input Boxes (Runtime Library)"
Line 5: | Line 5: | ||
|ShowPrevNext=block | |ShowPrevNext=block | ||
|ShowPrevPage=block | |ShowPrevPage=block | ||
− | |PrevPage=Documentation/BASIC Guide/Files and Directories (Runtime Library) | + | |PrevPage=JA/Documentation/BASIC Guide/Files and Directories (Runtime Library) |
− | |NextPage=Documentation/BASIC Guide/Other Functions (Runtime Library) | + | |NextPage=JA/Documentation/BASIC Guide/Other Functions (Runtime Library) |
|runtime=block | |runtime=block | ||
}} | }} | ||
Line 90: | Line 90: | ||
{{PDL1}} | {{PDL1}} | ||
+ | {{InterWiki_Languages_BasicGuide|articletitle=Documentation/BASIC Guide/Message and Input Boxes (Runtime Library)}} | ||
{{InterWiki_Languages_BasicGuide|articletitle=Documentation/BASIC Guide/Message and Input Boxes (Runtime Library)}} | {{InterWiki_Languages_BasicGuide|articletitle=Documentation/BASIC Guide/Message and Input Boxes (Runtime Library)}} |
Revision as of 22:36, 12 December 2008
- 変換関数 (Apache OpenOffice 実行時ライブラリ)
- 文字列 (Apache OpenOffice BASIC 実行時ライブラリ)
- 日付および時刻 (Apache OpenOffice実行時ライブラリ)
- ファイルおよびディレクトリ (Apache OpenOffice 実行時ライブラリ)
- メッセージボックスとインプットボックス (Apache OpenOffice 実行時ライブラリ)
- その他の関数(Apache OpenOffice ランタイム ライブラリ)
Apache OpenOffice Basic には、ユーザーへの入出力用に、MsgBox および InputBox 関数が用意されています。
メッセージの出力
MsgBox を使うと、簡単なメッセージ表示用のダイアログを表示できるだけでなく、その中に 1つまたは複数のボタンを配置できます。最も簡単なバリアントでは、MsgBox に含まれるのはテキストと OK ボタンだけです。
MsgBox "This is a piece of information!"
メッセージボックスの表示形態は、パラメータ指定により変更できます。ここでは、ボタンの種類、標準ボタン、追加表示するアイコンをパラメータ指定により設定できます。ボタンの指定は、次の数値を通じて行います。
- 0 - OK ボタンのみを表示します。
- 1 - OK およびキャンセルの各ボタンを表示します。
- 2 - 中止、やり直し、および取消しボタンの各ボタンを表示します。
- 3 - はい、いいえ、キャンセルの各ボタンを表示します。
- 4 - はい、いいえの各ボタンを表示します。
- 5 - やり直しおよびキャンセルの各ボタンを表示します。
なお、表示ボタンの指定用パラメータ値に次の値を加えることで、いずれか 1 つのボタンを標準ボタンに設定できます。たとえば、はい、いいえ、キャンセルの各ボタンを表示させ (指定値 3)、キャンセルを標準ボタンに設定する (指定値 512) には、両者の値を加えた 3 + 512 = 515 を指定します。
- 0 - 1 番目のボタンを標準ボタンに設定します。
- 256 - 2 番目のボタンを標準ボタンに設定します。
- 512 - 3 番目のボタンを標準ボタンに設定します。
また、次の値をパラメータ値に加えることで、該当するアイコンを追加表示できます。
- 16 - ストップ記号のアイコンを表示します。
- 32 - 疑問符アイコンを表示します。
- 48 - 感嘆符アイコンを表示します。
- 64 - ヒント記号のアイコンを表示します。
この場合は、はいといいえのボタンを表示させて (指定値 4)、2 番目のボタン (いいえ) を標準ボタンに設定し (指定値 256)、疑問符アイコンを表示させる (指定値 32) ので、パラメータ値として 4 + 256 + 32 = 292 を指定します。
MsgBox "Do you want to continue?", 292
メッセージボックスに複数のボタンを表示した場合、通常は、どのボタンをユーザーが押したかを確認する処理が必要となります。このような処理には、次の戻り値を利用します。
- 1 - OK
- 2 - キャンセル
- 3 - 終了
- 4 - やり直し
- 5 - 無視する記号・文字
- 6 - はい
- 7 - いいえ
たとえば先のサンプルコードの場合、戻り値の判定は次のようにして行えます。
If MsgBox ("Do you want to continue?", 292) = 6 Then ' Yes button pressed Else ' No button pressed End IF
MsgBox では、メッセージとして表示するテキストおよび表示ボタンの指定用パラメータの他に、第 3 のパラメータとしてメッセージボックスのタイトルを設定できます。
MsgBox "Do you want to continue?", 292, "Box Title"
このメッセージボックスのタイトル指定を省略した場合、「soffice」が標準タイトルとして使用されます。
インプットボックスと簡単な文字列入力
ユーザーからの簡単な文字列入力を受け付けるには、InputBox 関数を使用します。このような処理に関しては、ダイアログを構築するよりも、この関数を利用する方が簡単です。InputBox 関数には、次の 3 つのパラメータを指定します。
- 説明用のテキスト
- インプットボックスのタイトル
- 入力フィールドに表示しておく標準値
InputVal = InputBox("Please enter value:", "Test", "default value")
InputBox 関数の戻り値には、ユーザーの入力した文字列が返されます。
Content on this page is licensed under the Public Documentation License (PDL). |