プレゼンテーション
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Apache OpenOffice のプレゼンテーションは、図形描画ドキュメントが基になります。プレゼンテーションを構成する各スライドは、ページとも呼びます。ドキュメントオブジェクトの DrawPages リストを使用して標準の図形描画にアクセスするのと同じ方法で、スライドにアクセスできます。プレゼンテーションドキュメントの処理に利用する com.sun.star.presentation.PresentationDocument サービスは、完全な com.sun.star.drawing.DrawingDocument サービスも提供します。
プレゼンテーションの操作
プレゼンテーションドキュメントには、Presentation プロパティーによる図形描画機能の他に、プレゼンテーションオブジェクトがあり、プレゼンテーションで利用する主要なプロパティーやコントロールへのアクセスには、このオブジェクトを利用します。たとえば、プレゼンテーションを開始する際の start メソッドは、このオブジェクトを利用して実行します。
Dim Doc As Object
Dim Presentation As Object
Doc = StarDesktop.CurrentComponent
Presentation = Doc.Presentation
Presentation.start()
上記のサンプルコードでは、現在のプレゼンテーションドキュメントを参照する Doc オブジェクトを作成し、このオブジェクトを通じて、該当するプレゼンテーションオブジェクトを取得しています。このオブジェクトの start() メソッドを使用して、サンプルを開始し、画面プレゼンテーションを実行しています。
プレゼンテーションオブジェクトには、次のメソッドが用意されています。
- start
- プレゼンテーションを開始します。
- end
- プレゼンテーションを終了します。
- rehearseTimings
- 先頭からプレゼンテーションを開始し、ランタイムを設定します。
また次のプロパティーも使用できます。
- AllowAnimations (Boolean)
- プレゼンテーションでアニメーションを事項します。
- CustomShow (String)
- プレゼンテーションで名前を参照できるよう、プレゼンテーションの名前を指定できるようにします。
- FirstPage (String)
- プレゼンテーションを開始するスライドの名前。
- IsAlwaysOnTop (Boolean)
- 常にプレゼンテーションウィンドウを画面の一番手前のウィンドウとして表示します。
- IsAutomatic (Boolean)
- プレゼンテーションを自動的に実行します。
- IsEndless (Boolean)
- 終了時に、プレゼンテーションを最初から再実行します。
- IsFullScreen (Boolean)
- プレゼンテーションを全画面モードで自動的に開始します。
- IsMouseVisible (Boolean)
- プレゼンテーション中にマウスを表示します。
- Pause (long)
- プレゼンテーション終了時に表示するブランク画面の時間。
- StartWithNavigator (Boolean)
- プレゼンテーション開始時にナビゲータウィンドウを表示します。
- UsePn (Boolean)
- プレゼンテーション中にポインタを表示します。
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