Difference between revisions of "JA/Documentation/BASIC Guide/Database Forms"
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Revision as of 09:31, 8 December 2008
Apache OpenOffice のフォームは、データベースと直接リンクさせることができます。このようなフォームでは、特別なプログラムを用意することなく、データベースのフロントエンド機能をそのまま利用できます。
ページを移動したり、選択したテーブルやクエリーを検索したり、データレコードを変更して新しいデータレコードを挿入することができます。Apache OpenOffice は、関連データはデータベースから取得されており、変更はデータベースに書き戻されていることを自動的に確認します。
データベースフォームの構造は、基本的に Apache OpenOffice の通常のフォームと同じものです。ただし、通常の属性の他に次のようなデータベース固有の属性があるため、これらに対して必要な設定をする必要があります。
- DataSourceName (String)
- データソースの名前 (「データベースアクセス」の章説明を参照。Apache OpenOffice のデータソースは広域アクセスできるよう準備しておく必要あり)。
- Command (String)
- テーブル、クエリー、SQL 選択コマンドなどのリンク対象の名前。
- CommandType (Const)
- Command 属性の対象がテーブル、クエリー、SQL コマンドのいずれであるかの指定 (com.sun.star.sdb.CommandType に定められた列挙型)。
com.sun.star.sdb.CommandType には次の値を指定できます。
- TABLE
- テーブル
- QUERY
- クエリー
- COMMAND
- SQL コマンド
個々のコントロール要素へのデータベースフィールドの割り当ては、次の属性で指定します。
- DataField (String)
- リンクされているデータベースフィールドの名前。
テーブル
データベースの操作には、テーブルコントロール要素という別のコントロール要素が用意されています。完全なデータベーステーブルまたはクエリーの内容を示します。たとえばテーブルコントロールからデータベースへのリンクの構築は、オートパイロットによるフォーム作成機能を利用すると簡単に実行でき、その際にはデータベースフィールドとテーブル列のリンクに関する必要な設定を行うこともできます。
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