OpenOffice.org 3.0 ダウンロードとインストールの手引

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2008年10月23日 (原文更新日)

各種の OS に対応した詳しい インストールガイド (pdfファイル) もあります。これは前のバージョン (2.x) に対応したガイドですが、充分に役立ちます。各国語版はこちらです。

Windows 2000/XP/2003/Vista 向け OpenOffice.org 3.0 クイックスタートガイド

さっそく各種 Windows に OpenOffice.org をインストールする方法を説明しましょう。ダウンロードとインストールの方法を順に解説してありますので、簡単に OpenOffice.org をインストールできます。このページを印刷しておくと作業中に見やすくなりますので、お勧めします。

次の説明は Windows について基礎的な知識のある方を対象としています。さらに詳しい説明が必要なときはその後にある ダウンロードとインストール方法 - 詳しい説明 をご利用ください。

ダウンロードとインストール方法 - 短い説明

OpenOffice.org 3.0 をダウンロードしてインストールします。次のチェックリストを見ながら進んでください。

  1. システム要件 を確認します。
  2. Java を利用した機能を使うときは Java JRE をダウンロードし、インストールします。詳しくは Java と OpenOffice.org をご覧ください。
  3. OpenOffice.org 3.0 をダウンロードします。
  4. 必要であれば、管理者としてログオンします。
  5. ダウンロードされた OpenOffice.org 3.0 のファイルを解凍してインストールします。
  6. 一度起動して OpenOffice.org 3.0 が正しくインストールされたことを確認します。

ダウンロードとインストール方法 - 詳しい説明

ここでは OpenOffice.org のインストール方法を詳しく説明します。

まずこの「詳しい説明」を最後まで一読してください。もし疑問があれば OpenOffice.orgのホームページ (英語) を調べてください。OpenOffice.org のホームページには、初心者からヘビーユーザーまで、すべてのレベルのユーザー向けの資料がそろっていますので、情報収集に最適です。OpenOffice.org に初めて触れる方もヘビーユーザーも、OpenOffice.org サポートページの FAQ をまずご覧ください。

注意: プログラムのインストールに管理者権限を必要とするようにコンピュータが設定されている場合は、管理者としてログオンしてください。

システム要件の確認

システム要件 を確認してください。概要は次の通りです。

  • Windows 2000 (Service Pack 2 以降)、 Windows XP、 Windows 2003、 Windows Vista
  • 256 MB のメモリ (推奨 512 MB)
  • ダウンロードから通して、標準インストールでは約 650 MB のディスクが必要です (JRE を含む)。インストール後、一時ファイルが削除されると OpenOffice.org のディスク利用容量は、約 440 MB です。
  • 解像度 1024 x 768 以上、256 色以上

OpenOffice.org 3.0 をダウンロード

OpenOffice.org のホームページからダウンロードするときに、ログオンは必要ありません。またダウンロードでは購入費用もかかりません。ただし大きなファイルがインターネットを通してダウンロードされるので、普段どおりの通信費用はかかります。

もし、ダイアルアップなどあまり早くない回線でインターネットをお使いでしたら、ダウンロードを中断/再開できるプログラムをご利用になるとよいでしょう。よく使われる ダウンロードマネージャはこちら (英語) で紹介しています。

まず 1-4 のステップで OpenOffice.org の最新版をダウンロードします。

  1. www.openoffice.org のトップページ を開くと、緑の下向き矢印があります。ここをクリックするとダウンロードページへのリンクが緑色の大きな矢印で現れます。
  2. 青い箱が表示されます。その中の1番目にあるドロップダウンメニューで言語を選択できます。このメニューの右にある下向き矢印をクリックして、リストの中から「日本語」を選んでください。
    選んだ言語によってはミラーサイトも使えるので、まずオペレーティングシステムの種類を指定します。ここではリストの最初にある Windows を選びます。
    表示されるミラーサイト (ダウンロード元) の中から、近いと思われるサーバーを選びます。
  3. ダウンロードの準備ページが表示されます。オープンオフィスプロジェクトへの参加方法や、サポートの連絡アドレスなども書かれています。
    [ダウンロード開始] ボタンを押すとダウンロードが始まります。ダウンロードしたファイルの保存場所を指定するためのウィンドウが開きます。指定した保存場所をメモしてください。次のインストール作業ステップで保存した場所を指定します。
    注意: ダウンロードして保存したファイルを、さらにバックアップとして CD-ROM や ZIP ディスクにコピーしておくと便利です。
  4. ダウンロードしたファイルが壊れていないかを確認する方法は、ダウンロードのページに書かれている md5sums の説明をご覧ください。

ダウンロードした OpenOffice.org 3.0 ファイルの解凍とインストール

  1. Windows エクスプローラか、Mozilla または Netscape のダウンロードマネージャを使って、ダウンロードしたファイルの保存場所を開きます。
    Windows エクスプローラの場合は、ダウンロードしたファイルのアイコンをダブルクリックします。Mozilla または Netscape ではダウンロードマネージャを開いて、ファイルを選択してから [ファイルを起動] を実行します。どちらの場合でも解凍プログラムが起動します。
    OpenOffice.org 3.0 の解凍とインストール開始ウィンドウに「ありがとうございます」と表示されます。[次へ(N)] をクリックします。
  2. 「フォルダを選択」ウィンドウが表示されます。表示されているフォルダをそのままでもよいし、ファイルの解凍先として別のフォルダの指定も可能です。そして [展開(U)] をクリックします。
  3. ファイルの展開が完了すると、「OpenOffice.org 3.0 インストールウィザード」が表示されます。
    これからウィンドウの指示にしたがってインストール内容などを順に指定していきます。
  4. 「インストールウィザードへようこそ」の表示メッセージをお読みいただいてから、[次へ(N)] をクリックします。
    ライセンス承諾ウィンドウが表示されます。(3.1では表示されません)
    注意: スクロールバーを使ってライセンスを最後までご覧ください。ライセンス条件を承諾できないときは [承諾しない] をクリックするとインストールプログラムはここで終了します。(3.1では表示されません)
  5. ライセンスを確認したら [承諾する] にマークを付けて、[次へ(N)] をクリックします。(3.1では表示されません)
    ユーザ情報を入力するウィンドウが開きます。
    空白のままでもよいし、ユーザ名を記入できます。所属を記入することもできます。
    管理者としてログオンしているときはさらに、「すべてのユーザ」による使用を許可するようにここで指定できます。
  6. ユーザ情報の入力が完了したら [次へ(N)] をクリックします。
    「セットアップの種類」を選ぶウィンドウが表示されます。
  7. セットアップの種類を選んで [次へ(N)] をクリックします。種類は「すべて」をお勧めします。
    ファイルタイプのウィンドウが開きます。
  8. OpenOffice.org を呼び出すファイルタイプを選択します。(3.1では表示されません)
    デフォルトでは OpenOffice.org の対応可能なファイルタイプがすべて選択されています。ここで選択されているタイプのファイルを開くと OpenOffice.org が起動されるようになります。チェックマークをクリックして選択を解除すると、そのファイルタイプでは今までのワードプロセッサ、スプレッドシート、またはプレゼンテーションプログラムが起動します。
    (3.1では表示されません)
    注意: この選択を後から変更するのは少々手がかかります。ファイルタイプごとにワードプロセッサ、スプレッドシート、プレゼンテーションなどのプログラムを一つずつ正確に指定しなければなりません。これについて詳しい情報は、OpenOffice.org ホームページの FAQ (英語) をご覧ください。
    (3.1では表示されません)
    OpenOffice.org とファイルタイプとを対応させないでおくこともできます。この場合、Openoffice.org で使うときはまずプログラムを起動して、[ファイル] メニューから [開く] を実行して対象ファイルを選択します。
    (3.1では表示されません)
  9. ファイルタイプの選択が決まれば [次へ(N)] をクリックします。(3.1では表示されません)
    「プログラムインストールの準備完了」とウィンドウに表示されます。
  10. [戻る(B)] をクリックすれば、今までの設定内容を変更できます。変更する必要がなければ [インストール(I)] をクリックすると、インストールが始まります。
  11. 「インストールウィザードを完了しました」と表示されたら [完了(F)] をクリックします。
  12. 管理者としてログオンしていた場合はここでログオフしてください。このコンピュータを使うユーザはだれでもプログラムメニューから OpenOffice.org を起動して、ユーザごとに設定することができます。

OpenOffice.org を起動してインストールの完了確認

インストール後に初めて OpenOffice.org が起動されたときは、「OpenOffice.org の登録」ウィンドウが表示されます。登録はしなくても制限なく使えますが、ぜひ登録をお願いします。

  1. Windows に自分のアカウントでログオンします。「スタート」メニューの「プログラム」に OpenOffice.org のメニューが追加されています。
  2. そのメニューで OpenOffice.org のコンポーネントをどれか一つ、例えば Writer をクリックします。
  3. [次へ] をクリックするとライセンス承諾のウィンドウが現れます。
    (3.1では表示されません)
  4. スクロールバーを使って、ライセンスを最後まで読んでから [承諾] をクリックします。次は個人設定の引継ぎウィンドウが表示されます。
    (3.1ではどちらも表示されません。3.0 は使っていましたが、外してから3.1を入れました)
    前のバージョンで使っていた個人設定を引継ぐ場合は [次へ] をクリックします。(3.1では表示されません)
    前のバージョンで使っていた個人設定を引継がない場合は、チェックボックスのマークを外してから [次へ] をクリックします。(3.1では表示されません)
  5. ユーザ情報のウィンドウが表示されます。(3.1では表示されません)
    ユーザ情報を入力できます。このユーザ情報は作成した文書のプロパティーやテンプレート、変更した文書のプロパティーに記録されます。プロパティーの記録はチーム作業で文書作成しているときに便利ですが、ユーザ情報がなくても文書の作成や変更はできます。あとからメニューを使ってユーザ情報を指定することもできます。
  6. 表示ウィンドウの項目をすべて記入したら [次へ] をクリックするとユーザ登録ウィンドウになります。
    (3.1では起動するとすぐ登録ウィンドウになります)
    ユーザ登録を進めるためにはインターネット接続が必要です。[いますぐ登録(N)] を選んでから [OK] をクリックします。ウェブブラウザが起動して OpenOffice.org のホームページになり、自動的にユーザーアンケートのページに移ります。
    インターネットに接続されていない場合は [あとで登録(L)] を選んでください。
    ユーザー登録もアンケート記入も任意です。登録や記入がなくても OpenOffice.org の機能は全部が使用できます。
    注意: ここでのユーザー登録は、OpenOffice.org のメーリングリスト参加、バグ報告、機能要望やプロジェクトへの参加といった登録とは関係ありません。

OpenOffice.org のインストールがすべて完了し、プログラムが使えるようになりました。不明なことがあったり、サポートが必要なときは 「ヘルプ」メニューの「OpenOffice.org ヘルプ」をお使いください。また、インターネットに接続されている場合は OpenOffice ホームページにアクセスして Support タブを開いてみてください。

OpenOffice.org をご利用いただき、ありがとうございます。

RPM 系 Linux へのインストール

システム要件

Java インテグレーションを使用する場合は最新版の JRE がインストールされていなければなりません。少なくとも JRE 1.5 が必要です。Linux 用の JRE は、Linux のダウンロードサイトから Java JRE として配布されています。また JRE 組込み版の OpenOffice.org をダウンロードすることもできます。Java 開発環境の一部として ディストリビューションのインストールメディアに含まれていることもあります。

インストール方法

  1. システム要件 を確認してください。
  2. ダウンロードしたイメージファイルを1個のディレクトリ下に展開します。次のコマンドを使うとカレントディレクトリ下に展開します。
  3. tar xvzf OOo_3.0.0_LinuxIntel_install_xxxxxx.tar.gz
    OpenOffice.org のファイルは新規作成されるディレクトリに展開されて、インストール時はここがコピー元になります。ディレクトリ名は長いのですが、OOO3...で始まっています。
  4. root 以外のユーザでログインしていれば、ここで su コマンドを実行して root 特権に入ります。コピー元ディレクトリである OOO3... をカレントディレクトリにします。
    Linux 向けの OpenOffice.org は RPM がデフォルトのパッケージ形式です。rpm コマンドの実行は多くの場合 root でのログインが必要です。
  5. # cd RPMS コマンドでコピー元ディレクトリ下の RPMS ディレクトリに入ります。
    このディレクトリには多数の rpm ファイルと desktop-integration ディレクトリが含まれています。
  6. rpm -Uvih *rpm コマンドを実行すると、新バージョンがインストールされます。
    OpenOffice のインストール先ディレクトリは /opt がデフォルトです。
    注意: この他にインストールオプションがいくつかあり、インストールのヒントも Setup Guide (日本語版) で説明されています。
  7. インストールの最後に cd desktop-integration コマンドを実行します。このディレクトリにあるデスクトップインタフェースから適したものを選び、インストール先のシステムで使われているパッケージマネージャを使ってインストールします。

Linuxディストリビューション向けのパッケージ

(OpenOffice.org 以外でコンパイルされたパッケージ)

OpenOffice.org はすでに多くの Linux ディストリビューションに採用されていて、ディストリビューション独自のパッケージマネージャに合った形式のファイルが供給されます。採用する OpenOffice.org のバージョンもディストリビューションが独自に決めています。この形式の OpenOffice.org は各ディストリビューションの作成チームがビルドとサポートを行っており、OpenOffice.org チームは直接の担当ではありません。ディストリビューションによっては厳格なルールがあって、ルールに合わない「部品」が OpenOffice.org の中にある場合には、その部品の機能を無効にしていることもあります。例えば Fedora の rpm では Java を必要とする OpenOffice.org の一部の機能が無効になっています。

注意: サードパーティーによってビルドされた OpenOffice.org を使うときは、必要とする機能が含まれていることを慎重に確認してください。ディストリビューションで配布された OpenOffice.org をオリジナル版の OpenOffice.org に置き換えようとすると不具合がおきることもありますが、インストールされている版を完全に削除した後でオリジナル版をインストールすれば普通は問題ありません。

Mac へのインストール方法

Mac へインストールする手順については、次のウェブページを参照してください。

Mac OS にインストールするためのクイックガイドはまだできていません。もしクイックガイドに役立ちそうなメモをお持ちでしたら、ぜひ dev@website.openoffice.org にお知らせください。ご協力を感謝します。

$Date: 2008/10/23 22:54:12 $ $Revision: 1.6 $

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