Difference between revisions of "User:Foral/JA/OpenOffice.org Basic基本構文"

From Apache OpenOffice Wiki
Jump to: navigation, search
([<])
(No difference)

Revision as of 11:22, 28 November 2008

Basic基本

比較演算子

  • =,<,>,<=,>=,<>,-演算子

比較演算子は,2つの式を比較するために使用します。比較結果は,真(-1)であるか偽(0)であるかを示す論理式として返されます。

=

等価比較を行う。

if True = True then
   msgbox " True"
else
   msgbox " False"
end if

<

未満

dim i as integer
i = 1 
if i < 10 then
 msgbox "iは、10未満です。"
else
 msgbox "iは、10未満ではありません。"
end if

論理演算子

ここでは,どの論理演算子がOpenOffice.org Basicでサポートされているかを説明します。 論理演算子は2つの式または変数の内容を(ビットごとに)結合させます。これは,例えば,指定したビットが設定されているかどうか,ということをテストするために使用されます。 OpenOffice.org Basicでは,次の論理演算子をサポートしています。

  • And演算子

2つの式の論理的結合を行うために使用されます。

  • Eqv演算子

2つの式の論理的等値を計算します。

  • Imp演算子

2つの式の論理的含意を行います。

  • Not演算子

ビット値を逆にすることにより式を否定するために使用します。

  • Or演算子

2つの式の論理OR選言を行います。

  • Xor演算子

2つの式の論理的Exclusive-Orの組合せを行います。

数学演算子

次の数学演算子がOpenOffice.org Basicでサポートされています。 この章では,プログラムでの計算で必要となるであろう算術演算子の簡単な概要を説明しています。 OpenOffice.org Basicには,次の算術演算子があります。

  • 『-』演算子

2つの値の引き算を行います。

  • 『*』演算子

2つの値のかけ算を行います。

  • 『+』演算子

2つの式を足し算を行うか,組み合わせます。

  • 『/』演算子

2つの値の割り算を行います。

  • 『^』演算子

数字をべき乗にします。

  • Mod演算子

割り算の整数剰余を返します。

プログラム実行の制御

条件文

次の文は,条件に基づきます。

  • If...Then...Else文

与えた条件が真の場合,1つまたは複数の文ブロックを実行するように定義します。

  • Select...Case文

式の値に応じて,1つまたは複数の文ブロックを定義します。

  • IIf文

生じ得る2つの関数結果のうちの1つを返します。これは評価する式の論理値に依存します。 (訳注:評価する式が返す論理値に応じて,指定した2つの式のうちいずれかを返します。) ループ

次の文は,ループを実行するために使用されます。

  • Do...Loop文

条件が真であるか条件か真となるまで,DoとLoopの間の文を繰り返します。

  • For...Next文

For...Nextブロックの間の文を,指定した回数だけ繰り返します。

  • While...Wend文

プログラムがWhile文に遭遇すると,条件をテストします。条件が偽の場合,プログラムは直接Wend文の次を継続して実行します。条件が真の場合,ループを実行します。プログラムがWendに遭遇すると,While文まで戻ります。条件が依然として真であれば,ループをもう一度実行します。そうでなければ,プログラムはWend文の次の文を継続して実行します。 ジャンプ

ジャンプを実行するためには,次の文を使用します。

  • GoSub...Return文

SubまたはFunction内で,ラベルで示したサブルーチンをコールします。ラベルの下にある文は,Return文まで実行されます。その後,プログラムはGoSub文に続く文を継続して実行します。

  • GoTo文

SubまたはFunction内において,ラベルで示したプロシージャ行でプログラムの実行を継続します。

  • On...GoSub文;On...GoTo文

プログラムコードで指定した複数の行のうちの1つへ分岐します。どこに分岐するかは数値式の値に依存します。 その他の文

ここには,その他のランタイムカテゴリには属さない追加文があります。

  • Call文

プログラム制御をSub・Function・DLLプロシージャに移します。

  • Choose関数

引数のリストから選択した値を戻します。

  • Declare文

OpenOffice.org Basicで使用するために,DLL(ダイナミックリンクライブラリ)内のサブルーチンを宣言・定義するために使用されます。

  • End文

プロシージャまたはブロックを終了します。

  • Exit文

Do...Loop,For...Next,Functionプロシージャ,Subプロシージャを終了します。

  • FreeLibrary関数

Declare文でロードしたDLLを解放します。解放されたDLLは,その関数のうちの1つがコールされた場合は自動的にリロードされます。「Declare」も参照してください。

  • Function文

式として使用できるサブプロシージャを定義し,戻り値型を指定します。

  • Rem文

プログラム行をコメントとして定義するために使用します。このコメントの内容は文には何の影響も与えません。

  • Stop文

実行中のBasicプログラムの実行を停止します。

  • Sub文

サブプロシージャを定義します。

  • Switch関数

引数のリストを評価します。この引数は式と値の組み合わせになっています。Switch関数は,この関数に渡された式に関連する値を返します。 (訳注:引数の式を左から順に評価し,真である最初の式の対の値を返します。)

  • With文

オブジェクトをデフォルトオブジェクトに設定します。End With文がコールされるまでは,あらゆるプロパティとメソッドはこのオブジェクトを参照します。ただし,これは他のオブジェクト名が指定されていない場合に限ります。

変数

ここには,変数を取り扱うための文・関数がすべてあります。この関数では,例えば,変数の宣言・定義,変数のある型から他の型への変換,変数の型の判断,などを行うことができます。 この章にある文は,変数を設定・判断するために用意されています。

  • CBool関数

文字列または数値の比較結果を論理式に,または単一の数値式を論理式に変換します。

  • CDate関数

文字列・数値式を日付値に変換します。

  • CDbl関数

文字列・数値式をダブル型に変換します。

  • CInt関数

文字列・数値式を整数に変換します。

  • CLng関数

文字列・数値式を長整数に変換します。

  • Const文

文字列を定数として定義します。

  • CSng関数

文字列・数値式をデータ型Singleに変換します。

  • CStr関数

数値式を文字列式に変換します。

  • DefBool文

(訳注:変数名の)文字範囲に応じて,変数のデフォルトデータ型を設定します。このデフォルト型は型宣言文字やキーワードが指定されていない変数に適用されます。

  • DefDate文

(訳注:変数名の)文字範囲に応じて,変数のデフォルト変数型を設定します。このデフォルト型は型宣言文字やキーワードが指定されていない変数に適用されます。

  • DefDbl文

(訳注:変数名の)文字範囲に応じて,変数のデフォルト変数型を設定します。このデフォルト型は型宣言文字やキーワードが指定されていない変数に適用されます。

  • DefInt文

(訳注:変数名の)文字範囲に応じて,変数のデフォルト変数型を設定します。このデフォルト型は型宣言文字やキーワードが指定されていない変数に適用されます。

  • DefLng文

(訳注:変数名の)文字範囲に応じて,変数のデフォルト変数型を設定します。このデフォルト型は型宣言文字やキーワードが指定されていない変数に適用されます。

  • DefObj文

(訳注:変数名の)文字範囲に応じて,変数のデフォルト変数型を設定します。このデフォルト型は型宣言文字やキーワードが指定されていない変数に適用されます。

  • DefVar文

(訳注:変数名の)文字範囲に応じて,変数のデフォルト変数型を設定します。このデフォルト型は型宣言文字やキーワードが指定されていない変数に適用されます。

  • Dim文

変数・配列を宣言します。

  • ReDim文

変数・配列を宣言します。

  • IsArray関数

指定した変数が配列の中のデータフィールドであるかを返します。 (訳注:その変数が配列として宣言されたものであれば真を返します。)

  • IsDate関数

指定した数値・文字列式がDate変数に変換できるかをテストします。

  • IsEmpty関数

Variant変数がEmpty値になっているかをテストします。これは,変数が初期化されていないことを示します。

  • IsNull関数

Variant変数が特殊なNull値になっているかをテストします。これは,変数にデータが含まれていないことを示します。

  • IsNumeric関数

指定した式が数字であるかをテストします。式が数字であれば,関数は真を返します。そうでなければ,偽を返します。

  • IsObject関数

指定したオブジェクト変数がOLEオブジェクトであるかをテストします。変数がObject型であれば,関数は真を返します。そうでなければ,偽を返します。

  • LBound関数

配列の下限を返します。

  • UBound関数

配列の上限を返します。

  • Let文

値を変数に代入します。

  • Option Base文

配列のデフォルトの下限を0または1と定義します。

  • Option Explicit文

プログラムコードで使用する変数をすべて明示的にDim文で宣言することを定義します。

  • Public文

変数・配列を(Sub・Function内ではなく)モジュールレベルで宣言します。このため,変数・配列はすべてのライブラリ・モジュールで有効となります。

  • Static文

変数・配列をプロシージャレベルで(つまりSub・Function内で)宣言します。このため,変数・配列の値はSub・Functionを終了した後も保持されます。Dim文コンベンションも有効です。

  • TypeName関数;VarType関数

変数に関する情報を含む文字列(TypeName)または数値(VarType)を返します。

文字列 文字列のASCII/ANSI変換

ここでは,文字列をASCII/ANSI(またはその逆)に変換する関数がすべてあります。

  • Asc関数

文字列式の冒頭の文字に関して,ASCII値(American Standard Code for Information Interchange)を返します。

  • Chr関数

特定の文字コードに対応する文字を返します。

  • Str関数

数値式を文字列に変換します。

  • Val関数

文字列を数値式に変換します。 内容の繰り返し

次の関数は,文字列内容を繰り返すために使用します。

  • Space関数

指定した数のスペースで構成される文字列を返します。

  • String関数

指定した文字,または渡された文字列式の最初の文字に応じて文字列を作成します。 文字列内容の編集

次の関数は,文字列内容の編集・フォーマット・整列を行うために使用します。

  • Format関数

数字を文字列に変換し,フォーマットコードに応じてフォーマットします。

  • LCase関数

文字列内のあらゆる文字を小文字に変換します。文字列内の大文字だけを変換します。小文字とアルファベット以外の文字は変更されません。

  • Left関数

文字列式の一番左からn文字分を返します。

  • LSet文

文字列を文字列変数の左に整列させるか,ユーザ定義型の変数を別のユーザ定義型の変数にコピーします。

  • LTrim関数

文字列式の先頭にあるスペースをすべて削除します。

  • Mid関数,Mid文

文字列式の特定の部分を返す(Mid関数)か,文字列式の一部を他の文字列で置換します(Mid文)。

  • Right関数

文字列式の一番右から『n』文字分を返します。

  • RSet文

文字列を文字列変数の右に整列させるか,ユーザ定義変数型を他の変数にコピーします。

  • RTrim関数

文字列式の終わりにあるスペースをすべて削除します。

  • Trim関数

文字列式の前後にあるスペースをすべて削除します。

  • UCase関数

文字列の文字を大文字に変換します。文字列の小文字だけに影響します。大文字とその他のあらゆる文字は変更されません。 文字列長の編集

次の関数は,文字列の長さを判断して文字列を比較するために使用します。

  • InStr関数

文字列内にある文字列の位置を返します。

  • Len関数

文字列の文字数,または変数を保存するために必要なバイト数を返します。

  • StrComp関数

2つの文字列を比較して,文字列が等しいか,どちらかの文字列が空の文字列か,どちらかの文字列がもう一方より長いかを返します。

表示I/O関数

  • MsgBox文

メッセージを含むダイアログボックスを表示します。

  • MsgBox関数

メッセージを含むダイアログボックスを表示します。この関数では,ダイアログを確認するために使用するボタンを定義することができます。

  • Print文

指定した文字列や数値式をダイアログに表示します。 画面入力用関数

ここでは,画面入力を制御するために使用する関数を説明します。

  • InputBox関数

ダイアログにプロンプトを表示します。このダイアログでは,ユーザがテキストを入力できます。入力内容は変数に代入されます。 色関数

ここには,色を定義するために使用する関数がすべてあります。

  • Blue関数

指定した色コードの青成分を返します。

  • Green関数

指定した色コードの緑成分を返します。

  • Red関数

指定した色コードの赤成分を返します。

  • QBColor関数

古いMS-DOSベースのプログラミングシステムでの色値として受け取った色のRGB色コードを返します。

  • RGB関数

赤・緑・青成分から成るlong型整数の色値を返します。

ファイル関連関数

  • Open文

データチャネルを開きます。

  • Close文

Open文で開いたファイルで,指定したものを閉じます。

  • FreeFile関数

ファイルを開く際に,使用できる最小のファイル番号を返します。これが便利なのは,あるファイルを開いている状況で他のファイルを追加して開きたい場合に,ファイル番号がすでに使用されていないか確認するような場合です。

  • Reset文

開いているファイルすべてを閉じて,すべてのファイルバッファの内容をディスクに書き出します。 入力/出力

ここでは,ファイル入力/出力関数がすべて説明してあります。

  • Get文

ランダムアクセスファイル(relative file)からレコードを,またはバイナリファイルから一連のバイトを変数に読み込みます。

  • Input#文

開いたシーケンシャルファイルからデータを読み込みます。

  • Line Input#文

シーケンシャルファイルから文字列を変数に読み込みます。

  • Put文

ランダムアクセスファイル(relative file)にレコードを,またはバイナリファイルに一連のバイトを書き込みます。

  • Write文

シーケンシャルファイルにデータを書き込みます。 ファイルの位置決め

次の関数と文は,ファイルポインタの位置を決めるために使用します。

  • Eof関数

ファイルポインタがファイルの終端に届いたかを判断します。

  • Lof関数

開いているファイルのサイズをバイトで返します。 ファイルの管理

ファイルを管理するための関数・文は,すべてここで説明してあります。

  • ChDir文

カレントディレクトリまたはドライブを変更します。

  • ChDrive文

カレントドライブを変更します。

  • CurDir関数

指定したドライブのカレントパスを示す変数文字列を返します。

  • Dir関数

ファイル名,ディレクトリ名,または特定のサーチパスに合致するドライブ・ディレクトリのファイル名・フォルダ名すべてを返します。

  • FileAttr関数

Open文で開いたファイルのアクセスモードまたはMS-DOSファイル属性を返します。MS-DOSファイル属性はオペレーティングシステムのアクセス番号です。そのため,オペレーティングシステムに依存します(OSH == Operating System Handle)。

  • FileCopy文

ファイルをコピーします。

  • FileDateTime関数

ファイルが作成された,または最後に修正された日付と時刻を示す文字列を返します。

  • FileExists関数

ファイルまたはディレクトリがデータ媒体に存在するかを判断します。

  • FileLen関数

ファイルの長さをバイトで返します。

  • GetAttr関数

ファイルの属性や,ボリュームラベルやディレクトリエントリであるかを示すビットパターンを返します。

  • Kill文

ディスクからファイルを削除します。

  • MkDir文

新しいディレクトリをデータ媒体に作成します。

  • Name文

既存のファイル名・ディレクトリ名を変更します。

  • RmDir文

データ媒体から既存のディレクトリを削除します。

  • SetAttr文

指定したファイルに属性情報を設定します。

日付・時刻関数

  • DateSerial関数

指定した年・月・日の日付値を返します。

  • DateValue関数

日付文字列から数字を返します。これは完全な日付を単一の数値で示したものです。このシリアル番号は,2つの日付の差異を判断するのに使用することができます。

  • Day関数

DateSerialまたはDateValueで生成したシリアル日付番号に基づいて「日にち」を返します。

  • Month関数

DateSerialまたはDateValueで生成したシリアル日付番号に基づいて「月」を返します。

  • WeekDay関数

DateSerialまたはDateValueで生成したシリアル日付番号に基づいて「曜日」に対応する番号を返します。

  • Year関数

DateSerialまたはDateValueで生成したシリアル日付番号に基づいて「年」を返します。

時刻値の変換

ここでは,時刻値を計算可能な数値に変換するために使用する関数を説明します。

  • Hour関数

TimeSerialまたはTimeValueで生成したシリアル時刻値から「時」を返します。

  • Minute関数

TimeSerialまたはTimeValueで生成したシリアル時刻値から「分」を返します。

  • Now関数

現在のシステム日付と時刻を日付値で返します。

  • Second関数

TimeSerialまたはTimeValueで生成したシリアル時刻値から「秒」を示す整数を返します。

  • TimeSerial関数

指定した時・分・秒からシリアル時刻値を計算し,時刻を単一の数値で示します。パラメータは数値で渡します。この値は,時刻の差異を計算するのに使用することができます。

  • TimeValue関数

指定した時・分・秒からシリアル時刻値を計算し,時刻を単一の数値で示します。パラメータは文字列で渡します。この値は,時刻の差異を計算するのに使用することができます。 システム日付と時刻

ここには,システム日付・時刻を設定したり返す関数・文がすべてあります。

  • Date文

現在のシステム日付を文字列として返すか,または日付をリセットします。日付のフォーマットは,使用するローカルシステム設定に応じて認識されます。

  • Time文

この関数は,現在のシステム時刻を『HH:MM:SS』形式の文字列で返します。

  • Timer関数

真夜中から経過した秒数を特定する値を返します。

エラーを扱う関数

ここの文や関数を使用することで,OpenOffice.org Basicがプログラム実行中にエラーに対してどのように対処すべきかを定義することができます。 OpenOffice.org Basicでは,プログラム実行中に生じるエラーに対処するために様々な方法を用意しています。エラー対処ルーチンでは,エラーを評価してプログラムがどのように対処すべきかを決めることができます。このことにより,プログラムがランタイムエラーに続いて終了することを防止することができます。 次の関数・文がエラーを扱うためにサポートされています。

  • Erl関数

プログラム実行中にエラーが発生した行番号を返します。

  • Err関数

プログラム実行中に発生したエラーを示すエラーコードを返します。

  • Error関数

与えられたエラーコードに対応するエラーメッセージを返します。

  • Error文

プログラム実行中にエラー発生のシミュレーションを行います。

  • On Error GoTo..Resume文

エラー発生時にエラー対処ルーチンへジャンプするか,プログラム実行を続行するかを設定します。

数値関数

三角関数

ここには,OpenOffice.org Basicでサポートしている三角関数がすべてあります。

  • Atn関数

数値式の逆正接を返す三角関数。戻り値は-Pi/2~+Pi/2の範囲です。

  • Cos関数

角のコサインを計算します。角はラジアンで指定します。結果は-1~1の間となります。

  • Sin関数

角のサインを返します。角はラジアンで指定します。結果は-1~1の間となります。

  • Tan関数

角のタンジェントを判断します。角はラジアンで返されます。 指数・対数関数

次の指数・対数関数がOpenOffice.org Basicでサポートされています。

  • Exp関数

自然対数(e == 2.718282)を基数として,べき乗した値を返します。

  • Log関数

数字の自然対数を返します。 乱数の生成

次の文・関数は,乱数を生成するために使用されます。

  • Randomize文

乱数ジェネレータを初期化します。

  • Rnd関数

0~1の間の乱数を返します。 平方根の計算

この関数で,平方根を計算できます。

  • Sqr関数

数値式の平方根を計算します。 整数

次の関数は,数値を整数に丸めるために使用します。

  • Fix関数

数値式の整数値を,数字の小数部を除去して返します。

  • Int関数

数値の整数部分を返します。 絶対値

この関数は,絶対値を返すために使用できます。

  • Abs関数

数値式の絶対値を返します。 式の符号

この関数は,数値式の代数符号を返すために使用します。

  • Sgn関数

-1~1の間の整数を返すことで,関数に渡された数値が正・負・ゼロのいずれかであるかを示します。 数値の変換

次の関数は,ある数値フォーマットから別のフォーマットへ変換するために使用されます。

  • Hex関数

数値の16進法での値を文字列で返します。

  • Oct関数

数値の8進法での値を返します。


その他のコマンド

ここには,他のカテゴリに含まれない関数・文がすべてあります。

  • Beep文

コンピュータのスピーカから音を出します。音はシステムに依存しており,音量とピッチは一般的には修正できません。

  • Shell関数

他のアプリケーションを開始し,それぞれのウィンドウスタイルを(必要に応じて)定義します。

  • Wait文

プログラムの実行を,ミリ秒で指定した時間だけ中断します。

  • GetSystemTicks関数

オペレーティングシステムが提供するシステムティックを返します。特定の時間枠内で返されるシステムティックの数は常にオペレーティングシステムに依存します。この関数は,指定したプロセスを最適化するために使用します。

  • Environ関数

環境変数の値を文字列で返します。環境変数はオペレーティングシステムに依存します。

  • GetSolarVersion関数

現在のOpenOffice.orgのバージョンを返します。

  • TwipsPerPixelX関数

ピクセルの幅を示すtwip数を返します。

  • TwipsPerPixelY関数

ピクセルの高さを示すtwip数を返します。

  • CreateUnoStruct関数

Uno struct型のインスタンスを作成します。

  • CreateUnoService関数

ProcessServiceManagerでUnoサービスのインスタンスを作成します。

  • GetProcessServiceManager関数

ProcessServiceManager(中央のUno ServiceManager)を返します。

  • CreateUnoDialog関数

Basicランタイム時に,Unoダイアログ制御を示すBasic Unoオブジェクトを作成します。

  • GlobalScope

Basicソースコード・ダイアログはライブラリシステムにまとめられています。

Personal tools