Difference between revisions of "JA/QA/TCM/HowToCoordinateL10nTesting"

From Apache OpenOffice Wiki
< JA‎ | QA
Jump to: navigation, search
Line 66: Line 66:
 
==== 参加の呼びかけ  ====
 
==== 参加の呼びかけ  ====
  
日本語プロジェクトの TCM l10n テストコーディネータは、TCM l10n test アナウンスメールに書かれているテスト期間に基づき、アナウンスメーリングリスト(announce@ja.openoffice.org) でテストの参加を呼びかけます。その際、参加申込先は qa@ja.openoffice.org とし、参加希望者に、以下の情報を送ってもらってください。  
+
日本語プロジェクトの TCM l10n テストコーディネータは、TCM l10n test アナウンスメールに書かれているテスト期間に基づき、アナウンスメーリングリスト(announce@ja.openoffice.org) でテストの参加を呼びかけます。<br>
 +
 
 +
''呼びかけメールの例''<br>
 +
 
 +
[http://ja.openoffice.org/servlets/ReadMsg?list=announce&msgNo=359 http://ja.openoffice.org/servlets/ReadMsg?list=announce&amp;msgNo=359] (3.2)<br>[http://ja.openoffice.org/servlets/ReadMsg?list=announce&msgNo=312 http://ja.openoffice.org/servlets/ReadMsg?list=announce&amp;msgNo=312] (3.1)<br>
 +
 
 +
その際上記例にあるように、参加申込先は qa@ja.openoffice.org とし、参加希望者に、以下の情報を送ってもらってください。  
  
 
*TCM のアカウント (持っていない場合は希望するアカウント名)  
 
*TCM のアカウント (持っていない場合は希望するアカウント名)  
Line 127: Line 133:
 
これで A さんは<br> Name&nbsp;: a-san<br> Password&nbsp;: 123<br>で TCM にログインできる状態になります。  
 
これで A さんは<br> Name&nbsp;: a-san<br> Password&nbsp;: 123<br>で TCM にログインできる状態になります。  
  
===== テスターの割り振り  =====
+
===== テスターの割り振り (例を交えて) =====
  
 
以下のことを念頭に置いてテスターを割り振ります。  
 
以下のことを念頭に置いてテスターを割り振ります。  
Line 142: Line 148:
 
*できるだけ多くのプラットフォームで行われるようにする<br>
 
*できるだけ多くのプラットフォームで行われるようにする<br>
  
====== A さんへの割り振り<br>  ======
+
====== A さん&nbsp;: (第一希望/Windows7 - 新機能) の割り振り<br>  ======
  
 
A さんには希望通り Windows7 上で新機能のテストを割り当てます。  
 
A さんには希望通り Windows7 上で新機能のテストを割り当てます。  
Line 156: Line 162:
 
これで A さんに 3.3 リリースの新機能テストが割り当てられます。  
 
これで A さんに 3.3 リリースの新機能テストが割り当てられます。  
  
====== B さんへの割り振り<br>  ======
+
====== B さん&nbsp;: (第一希望/Ubuntu - Writer) の割り振り<br>  ======
  
 
B さんには Ubuntu 上で Writer のテストを割り当てます。  
 
B さんには Ubuntu 上で Writer のテストを割り当てます。  
Line 170: Line 176:
 
これで B さんに Writer のテストが割り当てられます。  
 
これで B さんに Writer のテストが割り当てられます。  
  
====== C さんへの割り振り<br>  ======
+
====== C さん&nbsp;: (第二希望/Vista - 新機能) の割り振り<br>  ======
  
 
C さんの希望プラットフォームは Windows7 または Vista ですが、Windows7 はすでに A さんに割り振ってあるので、ここでは Vista での新機能を割ります。手順は 6.で x86(WinVista) を選ぶところ以外は A さんの場合と同様です。  
 
C さんの希望プラットフォームは Windows7 または Vista ですが、Windows7 はすでに A さんに割り振ってあるので、ここでは Vista での新機能を割ります。手順は 6.で x86(WinVista) を選ぶところ以外は A さんの場合と同様です。  
Line 211: Line 217:
  
 
以後進捗状況などは<br>http://wiki.services.openoffice.org/wiki/JA/QA/TCM/33<br>で管理していきたいと思います。<br>--------------------------------------  
 
以後進捗状況などは<br>http://wiki.services.openoffice.org/wiki/JA/QA/TCM/33<br>で管理していきたいと思います。<br>--------------------------------------  
 +
 +
=== 結果報告<br>  ===
 +
 +
テストが終わったら、、その結果を参加の呼びかけと同じ[ja-announce]で報告します。<br>
 +
 +
''報告例''<br> [http://ja.openoffice.org/servlets/ReadMsg?list=announce&msgNo=317 http://ja.openoffice.org/servlets/ReadMsg?list=announce&amp;msgNo=317] (3.1)<br>
  
 
<br>  
 
<br>  
  
 
[[Category:JA]] [[ja:QA:TCM:32|ja:QA:TCM:32]] [[ja:QA:TCM:32|ja:QA:TCM:32]] [[ja:QA:TCM:32|ja:QA:TCM:32]] [[ja:QA/TCM/32|ja:QA/TCM/32]] [[ja:QA:TCM:32|ja:QA:TCM:32]] [[ja:QA:TCM:32|ja:QA:TCM:32]]
 
[[Category:JA]] [[ja:QA:TCM:32|ja:QA:TCM:32]] [[ja:QA:TCM:32|ja:QA:TCM:32]] [[ja:QA:TCM:32|ja:QA:TCM:32]] [[ja:QA/TCM/32|ja:QA/TCM/32]] [[ja:QA:TCM:32|ja:QA:TCM:32]] [[ja:QA:TCM:32|ja:QA:TCM:32]]

Revision as of 04:23, 7 May 2010


目的

このページでは TCM l10n test を日本語プロジェクトでコーディネートする際の作業について説明します。

このページでは、この作業を担当する人のことを「TCM l10n test コーディネータ」と呼びます。


TCM l10n test とは

TCM l10n test とはメッセージやヘルプの翻訳バグを見つけるために行われるテストです。
このテストは機能追加の行われるリリース (3.0, 3.1, 3.2 など) の開発途中で行われます。

3.1.1 などのバグフィックスを主な目的としたバージョンでは新規翻訳は少ないため、通常行われません。
日本語版のバイナリに対しては、日本語プロジェクトが責任持って行うことになります。
TCM に関しては [[Tcm|Test Case Management Wiki ]]をご覧ください


準備

  • テスト開始とバイナリのダウンロード情報を得る為に必要なメーリングリストの購読

- dev@qa.openoffice.org (英語) - TCM テストの予定が流れます

- dev@l10n.openoffice.org (英語) - l10n テストの対象となるバイナリの情報が流れます

メーリングリストの購読は以下の手順で行います。

  1. OpenOffice.org のアカウントを取得 (http://ja.openoffice.org の Register リンクから行います)
  2. OpenOffice.org ログイン (http://ja.openoffice.org の Login リンクから行います)
  3. http://qa.openoffice.org/servlets/ProjectMailingListList に移動し、dev@qa.openoffice.org の下の [購読] ボタンをクリック
  4. http://l10n.openoffice.org/servlets/ProjectMailingListList に移動し、dev@l10n.openoffice.org の下の [購読] ボタンをクリック
  • TCM アカウントの取得

品質プロジェクトコーディネータに問い合わせテスターの登録、テストの割り当てが可能な TCM アカウントを作成してもらいます。

  • Wiki アカウントの取得

OpenOffice.org/WIki のアカウントが必要です。[[Main Page|Main Page]] のアカウント作成でアカウントを作成してください。

TCM l10n test の開始

このテストは dev@qa.openoffice.org メーリングリストに出される TCM l10n test の予定期間をアナウンスするメールから始まります。

http://qa.openoffice.org/servlets/ReadMsg?listName=dev&msgNo=11782

アナウンスに関する問い合わせ先
Localization Project lead (rafaella.braconi@sun.com)

TCM l10n test コーディネータの作業は、コミュニティーへの参加呼びかけ、テスターへのテストの割り振り、そして TCM l10n test 用 Wiki の作成になります。

以下でそれぞれの手順を説明していきます。

Wiki の作成

新たな TCM l10n テストを行う際は Wiki に記録を残します。
<過去の Wiki>

http://wiki.services.openoffice.org/wiki/JA/QA/TCM/32
http://wiki.services.openoffice.org/wiki/JA/QA/TCM/31
http://wiki.services.openoffice.org/wiki/JA/QA/TCM/30_Beta
その他の物も
http://wiki.services.openoffice.org/wiki/Category:JA
から見ることが出来ます。

ページフォーマットは厳密に決まっているわけではありませんが、過去のページを参考にするのが良いと思います。

Wiki ページの書き方に関してはここでは詳しく説明しませんが、過去のページからソースをコピーして編集するか、見た目通りに編集できる [Rich Editor] を使用すれば簡単に作成できます。


参加の呼びかけ

日本語プロジェクトの TCM l10n テストコーディネータは、TCM l10n test アナウンスメールに書かれているテスト期間に基づき、アナウンスメーリングリスト(announce@ja.openoffice.org) でテストの参加を呼びかけます。

呼びかけメールの例

http://ja.openoffice.org/servlets/ReadMsg?list=announce&msgNo=359 (3.2)
http://ja.openoffice.org/servlets/ReadMsg?list=announce&msgNo=312 (3.1)

その際上記例にあるように、参加申込先は qa@ja.openoffice.org とし、参加希望者に、以下の情報を送ってもらってください。

  • TCM のアカウント (持っていない場合は希望するアカウント名)
  • プラットフォーム (Windows XP, Windows Vista, Linux, など)
  • 希望するカテゴリ (Writer, Calc, Impress, Base、なんでもいい など)
  • 特に新機能をテストしたいかどうか (希望するかどっちでもいいか)
    http://ja.openoffice.org/servlets/ReadMsg?listName=announce&msgNo=359

テスターの割り振り

申し込んで来てくれたテスターに TCM 上でテストケースを割り当てます。

ここでは以下の順で申し込みが来たとして、必要な作業を説明していきます。


テスター
アカウント
プラットフォーム
希望カテゴリ
新機能テスト
1
A さん
無し(a-san)
WIndows 7
なんでも
希望する
2
B さん
有り(b-san)
Ubuntu
Writer
どちらでも
3
C さん
有り(c-san)
WIndow 7 または Vista
なんでも
希望する


まず A さんはアカウントがない (初めての TCM テスト) なのでアカウントを作成します。

アカウント作成手順
  1. TCM へのログイン <link http://www.sunvirtuallab.com/tcm2/opensource/tcm_login.cgi?tcm_config=newooo>
  2. Property Maintenance リンクをクリック
  3. People リンクをクリック
  4. 右上の "Add New People" リンクをクリック
  5. 希望アカウント (a-san) が登録されていないかどうか確認 (もしあれば別の希望を A さんに聞く)
  6. 必要なデータを入力

        Login : a-san
        Name : <A さんフルネーム>             # a-san がログインした時 TCM のページに表示される名前です
        Location : Japan OOo                   # 付加情報で特に重要ではありません
        Email : A さんのメールアドレス
        Role : SQA                                 # 通常のテスターは SQA のみを指定します
    7. Add ボタンをクリック

これで A さんは
Name : a-san
Password : 123
で TCM にログインできる状態になります。

テスターの割り振り (例を交えて)

以下のことを念頭に置いてテスターを割り振ります。

  • 同じプラットフォームで同じテストケースの割り当ては行わない

    (なるべく多くのパターンをテストしてもらうため)

  • 希望プラットフォームは最優先する。

    Window7 で申し込んできた人にWindows XP でやってくださいとは通常いえない。つまりプラットフォームと希望テストカテゴリが重なった場合は、希望テストカテゴリを変える

  • できるだけ多くのテストケースがテストされるようにする
  • できるだけ多くのプラットフォームで行われるようにする
A さん : (第一希望/Windows7 - 新機能) の割り振り

A さんには希望通り Windows7 上で新機能のテストを割り当てます。

  1. TCM へのログイン
  2. Test Assignment Maintenance リンクをクリック
  3. OpenOffice.org リンクをクリック
  4. 対象となっている Build Number の行にある Scenario リンクをクリック (ここでは 3.3 リリースの新機能テスト "3.3 new features" が作成されていると仮定します)
  5. "3.3 new features" の横のテストケース数のリンクをクリック
  6. x86(Win7) の横のドロップダウンリストから a-san を選択する (このリストには日本語版テスト用の TCM アカウントが全て出てきます)
  7. Update ボタンをクリック

これで A さんに 3.3 リリースの新機能テストが割り当てられます。

B さん : (第一希望/Ubuntu - Writer) の割り振り

B さんには Ubuntu 上で Writer のテストを割り当てます。

  1. TCM へのログイン
  2. Test Assignment Maintenance リンクをクリック
  3. OpenOffice.org リンクをクリック
  4. 対象となっている Build Number の行にある Scenario リンクをクリック
  5. "Writer-4" の横のテストケース数のリンクをクリック (Writer-4 の 4 部分は 1, 2, 3 でもかまいません、他のテスターに Writer を割り当てる際はなるべく違う番号になるようにしてください)
  6. x86(Linux) の横のドロップダウンリストから b-san を選択する
  7. Update ボタンをクリック

これで B さんに Writer のテストが割り当てられます。

C さん : (第二希望/Vista - 新機能) の割り振り

C さんの希望プラットフォームは Windows7 または Vista ですが、Windows7 はすでに A さんに割り振ってあるので、ここでは Vista での新機能を割ります。手順は 6.で x86(WinVista) を選ぶところ以外は A さんの場合と同様です。

テスターへ通知

TCM 上での割り当てが終わったら qa@ja.openoffice.org メーリングリストで割り当てを報告してください。

その後テストバイナリが出来た時点で、各テスター個別にテスト開始方法を書いた通知メールをします。

テストバイナリに関しては dev@l10n.openoffice.org にメールが流れます。

例) http://l10n.openoffice.org/servlets/ReadMsg?listName=dev&msgNo=11549

テストバイナリに関する問い合わせは Localization Project lead(rafaella.braconi@sun.com) までお願いします。

個々のテスターへの通知メールは以下を参考にしてください。


(A さんへのメール) ------
A さん、テストバイナリが用意されました。TCM を使ってテストの開始をお願いします。

[テストバイナリ]
<Windows バイナリのダウンロード URL>
からダウンロードしてお使いください。

[テスト方法]
- TCM にログイン
http://www.sunvirtuallab.com/tcm2/opensource/tcm_login.cgi?tcm_config=newooo
から

Name: a-san
Password : 123

でログインしてください。入ったらまず Set Password リンクからご自分のパスワードを変更してください。

- Test Result Update をクリック
- 自分のアカウント名の下にある 1 と言うリンクをクリック
- Assign By の下にあるテストケース名のリンクをクリック
- Step に書いてある手順を試してください。Step に書いてある手順通りに操作でき、それが Expected Result であれば pass をチェックしてください。

 Step に書いてある手順通りに操作できなかった場合や気になることがあった場合、Expected Result 通りでない場合は fail をチェックしてください。

いったんやめる際や、すべてが終了したとき一番下の Update ボタンをクリックしてください。

[バグの報告]
問題を見つけた場合 (fail をチェックした場合) できれば
http://wiki.services.openoffice.org/wiki/JA/QA/HowToFileIssues
を参考にして、課題を登録してください。どうしても敷居が高いという場合は
qa@ja.openoffice.org に見つけた問題を報告して、課題の登録をお願いしてく
ださい。

何か質問がある場合遠慮無く qa@ja.openoffice.org までどうぞ。

以後進捗状況などは
http://wiki.services.openoffice.org/wiki/JA/QA/TCM/33
で管理していきたいと思います。
--------------------------------------

結果報告

テストが終わったら、、その結果を参加の呼びかけと同じ[ja-announce]で報告します。

報告例
http://ja.openoffice.org/servlets/ReadMsg?list=announce&msgNo=317 (3.1)


Personal tools
In other languages