Difference between revisions of "JA/QA/Release/TCM"

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TCMでのリリース候補のSanityテスト(release sanity test scenario)を使った品質保証の方法
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TCMによるリリース品質保証の方法(手動)
  
 
=目的=
 
=目的=
* OpenOffice.orgの日本語版は、リリース候補の品質保証(QA)をパスしたものだけがリリースされます。そして、品質保証をするのはあなたです。「TCMでのリリース候補のSanityテスト(release sanity test scenario)を使った品質保証の方法」は、手動で行う、よいテスト方法です。
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* OpenOffice.orgをリリースするには、リリース候補が品質保証に合格しなければなりません。OpenOffice.org日本語版のリリースについては、[http://ja.openoffice.org/ 日本語プロジェクト]がリリース候補の日本語版の品質保証を行いリリース許可を出します。これを「リリース品質保証」と呼びます。リリース品質保証を行うのは、コミュニティの皆さん、つまりこれを読んでいるあなたです。ぜひご参加ください。
初心者の方は[http://wiki.services.openoffice.org/wiki/JA/QA/Release/SanityCheck 簡単なリリーステスト],でまず練習されることをおすすめします。より進んだ、自動化された品質保証については、[http://wiki.services.openoffice.org/wiki/JA/QA/Release/VCLTestTool VCLTestTool])をご参照ください。
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* 「TCMによるリリース品質保証の方法(手動)」は、テストケースに従って手動で行うテストです。
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* 初心者の方は「[http://wiki.services.openoffice.org/wiki/JA/QA/Release/SanityCheck 簡単なリリース品質保証の方法(初心者向け)]」でまず練習されることをおすすめします。より進んだ、自動化された品質保証については、「[http://wiki.services.openoffice.org/wiki/JA/QA/Release/VCLTestTool VCLTestToolによるリリース品質保証の方法(自動)]」をご参照ください。
  
 
=参加資格=
 
=参加資格=
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* (できれば)[http://ja.openoffice.org/servlets/ReadMsg?list=announce&msgNo=312 l10n TCM]などにご参加いただいたことのある方。
 
* (できれば)[http://ja.openoffice.org/servlets/ReadMsg?list=announce&msgNo=312 l10n TCM]などにご参加いただいたことのある方。
  
=品質保証参加期間=
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=リリース品質保証参加期間=
* 参加者募集メールをご覧ください。
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* 参加者募集メールをご覧ください、またはリリース品質保証管理者宛、品質保証メーリングリスト(qa@ja.openoffice.org)宛、フォーラムでお尋ねください。
  
 
=参加方法=
 
=参加方法=
* プラットフォーム (WindowsXP, Vista, Fedora, Solaris10/x86, MacOSX Tiger など)
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テストに参加希望される方は、以下の情報をリリース品質保証管理者宛、品質保証メーリングリスト(qa@ja.openoffice.org)宛、フォーラム宛のいずれかにお送りください。リリース品質保証管理者からテスト手順などの情報を送りいたします。
* 初参加の人は「希望アカウント名 例:suzuki1982 」
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* TCM のアカウント (初めての方は希望するアカウント名。例:suzuki1982)
を明記の上qa@ja.openoffice.orgにメールし、QA管理者からの連絡を待つ。
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* プラットフォーム (WindowsXP, Windows Vista, Fedora, Solaris10/x86, MacOSX Tiger など)
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* リリース品質保証するパッケージ (OOo_3.1.0rc1_20090402_LinuxIntel_install_ja.tar. OOo_3.1.0rc1_20090405_MacOSXPowerPC_install_ja.dmg など)
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申し込みe-mailの例
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Subject: TCMでの3.1.0のリリース品質保証に参加
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田中と申します。TCMでの3.1.0のリリース品質保証に参加したいと思います。
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以下必要な情報です。
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* TCM のアカウント : tanaka (初参加)
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* プラットフォーム : MacOSX Leopard
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* リリー品質保証するパッケージ : OOo_3.1.0rc1_20090402_MacOSXIntel_install_ja.dmg
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宜しくお願いいたします。
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=リリース候補のダウンロードの仕方=
 
=リリース候補のダウンロードの仕方=
* 参加者募集メールをご覧ください。
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* 参加者募集メールをご覧ください、またはリリース品質保証管理者宛、品質保証メーリングリスト宛、フォーラムでお尋ねください。
  
 
=TCMサイト=
 
=TCMサイト=
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=報告=
 
=報告=
QAが終わったらqa@ja.openoffice.orgに「QAが終わった」旨報告してください。すべてのテストは行わなくともよいです。
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リリース品質保証が終わったらリリース品質保証管理者宛、品質保証メーリングリスト(qa@ja.openoffice.org)宛、フォーラムのいずれかに「リリース品質保証が終わった」旨と以下の内容を報告してください。すべてのテストは行わなくともよいです。
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* QA方法: TCMによるリリース品質保証の方法(手動)
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* 名前(ハンドル可。リリースアナウンス掲載用)
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* TCM のアカウント
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* プラットフォーム
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* リリース品質保証したパッケージ
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* 所要時間
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* 見つけた問題
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見つけた問題については、課題登録を念頭に記述し、報告後[[JA/QA/Release/Issues_flow|課題登録プロセス]]に進んでください。
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初めてTCMに参加される方など、見つけた問題の書き方がよくわからない場合は、品質保証管理者宛、品質保証メーリングリスト(qa@ja.openoffice.org)宛、フォーラムでご質問ください。
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報告の例
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<pre>
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* QA方法: TCMによるリリース品質保証の方法(手動)
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* 名前:田中太郎
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* TCM のアカウント : tanaka
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* プラットフォーム : x86(WinVista)
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* リリース品質保証するパッケージ : OOo_3.1.0rc2_20090427_Win32Intel_install_wJRE_ja.exe
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* 所要時間: 3時間
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* 見つけた問題
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  1.テストケース:109285
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    「名前を付けて保存」ダイアログの一部がローカライズされていない。
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  2.テストケース:109307
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    Step.5 270度の回転にて、縦書き表示になる
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  3.テストケース:110004
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    データベースウィザードの「2.保存して続行」にて・・・およびテーブルウィザード・・・・の項目文字列が途切れている。
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</pre>
  
 
=管理メモ=
 
=管理メモ=
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  ->  1. People
 
  ->  1. People
 
   -> add new people  
 
   -> add new people  
参加者をアサインする(release sanity test scenario)
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==参加者にシナリオを割り当てる==
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参加者にシナリオを割り当てる。リリース品質保証の時は、"release sanity test scenario"である。
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例: khiranoさんについて、OOo2.3.1RC1のとき
 
例: khiranoさんについて、OOo2.3.1RC1のとき
 
> 4b44d8cb442d20a5af0e855fc0655728 OOo_2.3.1rc1_20071113_LinuxIntel_install_ja.tar.gz
 
> 4b44d8cb442d20a5af0e855fc0655728 OOo_2.3.1rc1_20071113_LinuxIntel_install_ja.tar.gz
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=参照=
 
=参照=
* [http://l10n.openoffice.org/localization/About_TCM.html About_TCM]
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* [[JA/QA/About_TCM|TCMについて]] ([http://l10n.openoffice.org/localization/About_TCM.html About_TCM]
 
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[[Category:Japanese Native Language Project]]
 
[[Category:Japanese Native Language Project]]

Latest revision as of 08:13, 5 August 2009

TCMによるリリース品質保証の方法(手動)

目的

  • OpenOffice.orgをリリースするには、リリース候補が品質保証に合格しなければなりません。OpenOffice.org日本語版のリリースについては、日本語プロジェクトがリリース候補の日本語版の品質保証を行いリリース許可を出します。これを「リリース品質保証」と呼びます。リリース品質保証を行うのは、コミュニティの皆さん、つまりこれを読んでいるあなたです。ぜひご参加ください。

参加資格

リリース品質保証参加期間

  • 参加者募集メールをご覧ください、またはリリース品質保証管理者宛、品質保証メーリングリスト(qa@ja.openoffice.org)宛、フォーラムでお尋ねください。

参加方法

テストに参加希望される方は、以下の情報をリリース品質保証管理者宛、品質保証メーリングリスト(qa@ja.openoffice.org)宛、フォーラム宛のいずれかにお送りください。リリース品質保証管理者からテスト手順などの情報を送りいたします。

  • TCM のアカウント (初めての方は希望するアカウント名。例:suzuki1982)
  • プラットフォーム (WindowsXP, Windows Vista, Fedora, Solaris10/x86, MacOSX Tiger など)
  • リリース品質保証するパッケージ (OOo_3.1.0rc1_20090402_LinuxIntel_install_ja.tar. OOo_3.1.0rc1_20090405_MacOSXPowerPC_install_ja.dmg など)

申し込みe-mailの例

Subject: TCMでの3.1.0のリリース品質保証に参加

田中と申します。TCMでの3.1.0のリリース品質保証に参加したいと思います。
以下必要な情報です。

* TCM のアカウント : tanaka (初参加)
* プラットフォーム : MacOSX Leopard
* リリー品質保証するパッケージ : OOo_3.1.0rc1_20090402_MacOSXIntel_install_ja.dmg

宜しくお願いいたします。

リリース候補のダウンロードの仕方

  • 参加者募集メールをご覧ください、またはリリース品質保証管理者宛、品質保証メーリングリスト宛、フォーラムでお尋ねください。

TCMサイト

http://www.sunvirtuallab.com:8001/tcm2/opensource/tcm_index.cgi?tcm_config=newooo

ゲストでログインする場合のnameとpassword

  • name: ja_guest
  • password: 123

報告

リリース品質保証が終わったらリリース品質保証管理者宛、品質保証メーリングリスト(qa@ja.openoffice.org)宛、フォーラムのいずれかに「リリース品質保証が終わった」旨と以下の内容を報告してください。すべてのテストは行わなくともよいです。

  • QA方法: TCMによるリリース品質保証の方法(手動)
  • 名前(ハンドル可。リリースアナウンス掲載用)
  • TCM のアカウント
  • プラットフォーム
  • リリース品質保証したパッケージ
  • 所要時間
  • 見つけた問題

見つけた問題については、課題登録を念頭に記述し、報告後課題登録プロセスに進んでください。 初めてTCMに参加される方など、見つけた問題の書き方がよくわからない場合は、品質保証管理者宛、品質保証メーリングリスト(qa@ja.openoffice.org)宛、フォーラムでご質問ください。

報告の例

* QA方法: TCMによるリリース品質保証の方法(手動)
* 名前:田中太郎
* TCM のアカウント : tanaka
* プラットフォーム : x86(WinVista)
* リリース品質保証するパッケージ : OOo_3.1.0rc2_20090427_Win32Intel_install_wJRE_ja.exe
* 所要時間: 3時間
* 見つけた問題
  1.テストケース:109285
    「名前を付けて保存」ダイアログの一部がローカライズされていない。
  2.テストケース:109307
    Step.5 270度の回転にて、縦書き表示になる
  3.テストケース:110004
    データベースウィザードの「2.保存して続行」にて・・・およびテーブルウィザード・・・・の項目文字列が途切れている。

管理メモ

新しく参加者を加える為には

OpenOffice.org Localization Testing
-> 7. Property Maintenance
 ->  1. People
  -> add new people 

参加者にシナリオを割り当てる

参加者にシナリオを割り当てる。リリース品質保証の時は、"release sanity test scenario"である。

例: khiranoさんについて、OOo2.3.1RC1のとき
> 4b44d8cb442d20a5af0e855fc0655728 OOo_2.3.1rc1_20071113_LinuxIntel_install_ja.tar.gz
> 6ffd47710302e124297c891c70177d83 OOo_2.3.1rc1_20071113_LinuxIntel_install_wJRE_ja.tar.gz
> 0b5d90f14c56a84fcf9eb6034a8440ca OOo_2.3.1rc1_20071113_LinuxIntel_langpack_ja.tar.gz
をアサインする。

OpenOffice.org Localization Testing
->5. OpenOffice.org Test Assignment Maintenance
  -> 1. OpenOffice.org
    -> 1        2.3.1RC 2007-11-15      2007-11-29      Product Scenario KeyWord Language
      -> Language
        -> ja   Japanese                Product Scenario KeyWord
          -> Scenario
           -> TestCase(#)をクリック
            -> x86(Linux)
              -> pull down (khirano) x3
とする。
                -> comment欄に
4b44d8cb442d20a5af0e855fc0655728 OOo_2.3.1rc1_20071113_LinuxIntel_install_ja.tar.gz
6ffd47710302e124297c891c70177d83 OOo_2.3.1rc1_20071113_LinuxIntel_install_wJRE_ja.tar.gz
0b5d90f14c56a84fcf9eb6034a8440ca OOo_2.3.1rc1_20071113_LinuxIntel_langpack_ja.tar.gz
など記入すると良い。

割り当てがうまくいっているかどうかの確認
6.OpenOffice.org Test Result Update
をみること。

個々人のテスト結果の確認

OpenOffice.org Localization Testing
-> OpenOffice.org Test Result Update
 -> Build Number
   -> OpenOffice.org(2.4.1RC)	
    -> ja (注:日本語なので)

参照

Personal tools