Difference between revisions of "JA/Marketing/NewFeatures/2.3"
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Revision as of 09:46, 8 September 2007
Contents
一目でわかるOpenOffice.org 2.3の新機能
OpenOffice.org 2.3の新機能をスクリーンショットをまじえわかりやすく紹介します。
Chart
- 新しいグラフウィザード
グラフウィザードが生まれ変わりました。変わったのは見た目だけではありません。新しいグラフウィザードでは、グラフを作成するまでのステップ数を少なくし、グラフの作成手順を簡単にしました。また、ツールバーのグラフボタンをクリックすると、グラフは自動的にシート内に配置されるようになったので、プレビューを見ながらグラフを作成することができるようになりました。(この新機能の該当Issue #20344)
Writer
- MediaWikiへのエクスポート
Writerのエクスポート機能に、WikiのひとつでWikipediaなどでも使われているMediaWikiへの出力がサポートされました。ファイル書式のドロップダウンリストから「MediaWiki(txt)」を選択すると、テキスト形式のドキュメントとして保存されます。ドキュメントの内容をMediaWikiのサイトの編集画面にそのまま貼り付ければ、Writerでの論理構造を保ったままWebページを作成できます。(この新機能の該当Issue #48409)
Calc
Base
Draw
- 改善されたHTMLエクスポート
DrawとImpressのスライド画像のHTMLエクスポートに、2.2.1までのGIF、JPGに加えPNG画像への変換がサポートされました。[ファイル]-[エクスポート]を選び、HTMLの保存先を決めるとHTMLエクスポートダイアログが表示されます。そのステップ3に画面のようにPNG画像の選択肢が加わります。(この新機能の該当Issue #23353)
Impress
Language Support
Extensions
Other
- PDFとしてエクスポート:「保存」と「オプション」ダイアログの順番が間違っている
PDFにエクスポートする際のダイアログの順番に変更があり、まずオプション設定の画面、その後ファイルの保存画面となりました。つまり2.2.1までは下図の右から左へ順番に表示されていました。(この新機能の該当Issue #13154)
- マクロの標準セキュリティレベルが「高」に
これまでは「中」であったマクロの標準セキュリティレベルが、「高」に変更されました。このセキュリティレベルでは、
- 信頼されたソースからの署名付きマクロ
- 信頼されたファイル位置にあるマクロ
のみが実行可能になります。標準では「信頼されたファイル位置」の一覧は空になっているため、何も設定しなければ信頼されたソースからの署名付きマクロしか実行できないことになります。この標準セキュリティレベルの変更は、セキュリティレベル「中」ではOKボタンを一回クリックするだけで悪意のあるマクロを実行されないようにするためのものです。これまでのようにセキュリティレベルを「中」にするには、十分注意を払ってください。(この新機能の該当Issue [http://www.openoffice.org/issues/show_bug.cgi?id=79170
#79170
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